会長挨拶

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日本神経病理学会総会学術研究会 会長

第32回日本神経免疫学会学術集会
会長 山田 正仁

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科
脳老化・神経病態学(脳神経内科学)

 このたび、2020年10月1日(木)~2日(金)の2日間、石川県金沢市の金沢市文化ホールにおきまして第32回日本神経免疫学会学術集会を開催させていただきます。

 本学術集会ではテーマとして「神経免疫学が拓く脳神経疾患診療の未来」を掲げました。神経免疫学は、免疫性神経疾患のみならず、神経変性疾患などを含む脳神経疾患全般にわたり、脳神経系の病態の理解の核心であり、また、新規治療法開発のかなめです。本学術集会では、臨床、基礎を含め、神経免疫学に関わるすべての関係者が集い、神経免疫学や関連領域の進歩を共有し、神経免疫学を基盤に未来の脳神経疾患診療を創造していくことをめざして、プログラムを企画いたしました。

 特別講演として、Mayo ClinicのVanda A. Lennon教授、金沢大学の華山力成教授をお招きします。Lennon教授からは「The History of Autoimmune Neurology」、華山教授からは「細胞外小胞エクソソームによる神経免疫の制御機構」についてご講演いただきます。シンポジウムとして、「未来(30年後)の神経免疫疾患の治療」、「感染によって誘発される神経免疫病態」、「神経免疫と認知症・精神疾患」、「ミクログリア:基礎・臨床研究の最先端」の4つを、さらにホットトピックセッションとして「薬剤関連PML:MS疾患修飾薬関連PMLを中心に」(日本神経感染症学会との合同企画)を取り上げました。また、神経免疫の各領域についてワークショップやポスターセッションを用意し、教育委員会セミナー、臨床教育講演などの教育的プログラムも充実しております。

 この春、大きな問題になっております新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が終息し、本学会に神経免疫学に関心をもつ多くの方々にご参加いただき、学術集会と共に秋の金沢を楽しんでいただくことができれば大変うれしく思います。